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久間前防衛大臣「しょうがない」発言の訳例を拾う 

まずは、日本語メディアの記事を一部引用して概要をおさらいしたい。

2007/7/1 サンケイスポーツ(発言直後の報道)
長崎県出身の久間章生防衛相(66)=衆院長崎2区=は6月30日、千葉県柏市内で講演し、先の大戦での米国の原爆投下について「長崎に落とされ悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で、しょうがないなと思っている。それに対して米国を恨むつもりはない」と述べた。

2007/7/4 朝雲新聞(防衛相辞任会見後の報道)
久間防衛相は6月30日、千葉県柏市の麗澤大学で行った講演で、昭和20年8月の広島・長崎原爆について述べた所感が、投下を容認するものだとして、野党や被爆者団体から批判を受けていた。
久間氏は3日午後4時半から防衛省で記者会見し、「私が講演で不用意に発言した『しょうがない』という言葉が、さも原爆投下を是認したかのように報道された。私はこれまでも、当日の会場でも、原爆投下はあってはならないことだと言っている。原爆投下としょうがないとが直に結びつき、不用意な発言だったと思っている」と述べるとともに、「全国の被爆者、とくに長崎、広島といった原爆に遭われた方々の心情を思うとき大変申し訳なかった」と率直にわびた。


以下、とりいそぎ用例だけ拾ってみる。(IEだと中国語部分が文字化けする可能性があります。Firefox推奨です)。

・http://news.sina.com.tw/global/sinacn/cn/2007-07-04/08193492032.shtml
美國在日本境內投擲原子彈是結束戰爭的『無奈之舉』

・http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/intnews/20070703/2007070319525193900.htm
美國向日本投擲原子彈,是無奈的做法

・http://www.chinareviewnews.com/doc/70_1852_100402518_1.html
被美軍投下原子彈是“無奈之事”

・http://www.chinareviewnews.com/doc/2_4_100402203_1.html
日本遭美國原子彈轟炸是無可奈何

・http://udn.com/NEWS/WORLD/WOR3/3913942.shtml
「二戰末期日本被美國投擲原子彈是莫可奈何的事」

・http://www.bcc.com.tw/news/newsview.asp?cde=491644
美國在二次大戰的時候,對日本投下了兩顆原子彈,是為了結束戰爭「不得不」的做法

・http://www.bcc.com.tw/news/newsview.asp?cde=491644
一九四五年美國在日本投下原子彈是“不得不然的”決定﹐唯有如此﹐才能結束戰爭。

・http://www.sinchew.com.my/content.phtml?sec=4&artid=200706301339
美國在二戰期間向日本投擲原子彈,是結束戰爭無可避免的方法。

・http://udn.com/NEWS/WORLD/WOR3/3913946.shtml
對美國二戰期間向日本投擲兩顆原子彈表示「肯定」的態度

・http://news.sina.com.tw/global/xinhuanet/cn/2007-07-04/082712589409.shtml
“理解”美國向日本投原子彈



私自身は、「産む機械」をめぐるエントリーでも同様のことを書いたが、くだんの久間講演全部を聞く機会が得られない限り、自分の見解は述べようがないと考えている。「しょうがない」の講演の発言全体におけるニュアンスは、マスメディアが抜粋した時点でそのままに伝えられていない可能性が大きいからだ。マスメディアがねじ曲げた、という意味ではない。前後の文脈が明らかな時と、ある字句だけ部分的に取り出した時は、前者の方が意味が比較的限定され、後者の方が受け手によって多様な解釈が可能になるものなのだ。

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