スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

戦争が始まる気配に早く気づく人間になるためには?(池上さんの戦争SP番組を見て その1) 

2010/8/15にテレ東でOAされた「池上彰の戦争を考えるSP ~戦争はなぜ始まり、どう終わるのか~」を、録画で見終えた。

番組は、サラエボでのロケを含めた旧ユーゴスラビア紛争についての解説と、1930年代から1945年までの日本の戦争についての解説で構成。

池上さんの、番組エンディングの言葉がとても印象的だったので、ざっと起こしてみた。

戦争は突然始まるものではない。伏線やさまざまなことが重なって戦争に突入していく。前の段階で気づけるかどうかだ。

つまり、いったん始まると、おかしいと思っても誰もやめようと言いだせず、泥沼になっていく。空気が支配して、誰も何も言えないまま、どんどん突き進んでいく。どうしようもなくなってから、ようやくやめる。

戦争はいけない、戦争はイヤだと言っているだけでは戦争は止めることはできない。何を学ぶかって言うこと、それを考えさせる3時間だったなと思っています。


とくに「戦争はいけない、戦争はイヤだと言っているだけでは戦争は止めることはできない。何を学ぶか」というメッセージは、学びが足りない自分にはとても重い。この言葉を自分のフィルターで受けとめ、自分がすべきこととして、次のいくつかが浮かんだ。

1)これまでに起きた戦争の悲惨さを人々の感情に訴えて戦争反対をとなえるだけの運動は、戦争を知る入り口としては確かに大事だが、それだけでは不十分。理知的かつ冷静に、戦争が起こるまでのメカニズムを知識として得て十分に理解し、起こさないために自分に何ができるかを考え続ける姿勢こそが必要。

2)戦争を発動するのは為政者であり、外交関係をうまく維持して戦争に至らせないようにするのも、結局のところ為政者である。現在日本は、憲法で戦争放棄を明言してはいるが、他国の為政者が起こした戦争に巻き込まれないという保証はない。
 幸い日本は、議員を国民が選べるシステムになっている。毎回の選挙(とくに国政選挙)で、国益を守るために国際政治の現状を見据えて適切な外交対応ができる人は誰なのかを、可能な範囲でよく見きわめてから投票しなければならない。

3)そもそも自分は、国際政治・外交・軍事の、体系的で包括的な知識が身についていない(自分の学生時代は、軍事的なことを学ぶのすら好戦的・軍国主義的、としてタブー視していたような気がする)。なかなかすぐに、というわけにはいかないが、入門書的なものを少しずつ読んでいきたい。
 そうすれば眼前で起きるさまざまな国際ニュースが頭の中でつながって、もうちょっと何かを理解することができるかもしれない。中国に関しては、いちおう他の国よりはそれなりに理解があると思ってはいるが、これまでに持っていなかった視点を得て、もっと理解が深められるかもしれない。

65年前と今では、日本国内も諸外国も情勢がかなり変わっている。21世紀には21世紀ならではの、戦争を起こさない(外交を失敗させない)ための知恵が必要だいうことだ。

こういったことを考えるきっかけをくれたこの番組を見てよかった。感謝。


関連リンク:記念碑ではあるが慰霊碑ではない(池上さんの戦争SP番組を見て その2)

関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://yakobiz.blog49.fc2.com/tb.php/201-e2ead0ff

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。